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2014年、ピアニストのエファ=マリア ヴァインライヒと中石智 仁によりピアノデュオ " FourTe " フォーテを日独プロジェクトとして結成。

デュオ名は英語の『4』(four)と日本語の 『手』を組み合わせたもの。以降、ピアノアンサンブルの魅力に惹かれ、溢れる想像力を持って

ピアノデュオの世界を探求している。多種多様なピアノの音色や響きを聴いて体感できるようにすることをデュオ演奏のかなめとしており、

自作作品では日本と西洋音楽の響きを用いた独特の楽曲を発表している。これまでに日本、ドイツ、イタリア、オーストリア、フランス、

セルビア、クルーズ客船で演奏活動を行っている。

 

コンクール受賞歴として

-第3回イスキア国際ピ アノコンクール第1位 

- フランス国際ピアノコンクール第1位及び CMF 賞

- パドバ国際コンクール第1位(ピアノデュオ部門)

- TIM 国際 コンクール第2位

- レオポルド ベラン国際音楽コンクール第2位(ピアノデュオ部門)

と入賞、受賞を重ねている。

奨学金を得てザルツブルグの国際サマーアカ デミーにてジョゼフ パラトーレ、イスラエルのテルハイ国際ピアノマスタークラスにて

デュオ アドモニー(金沢多美、ユヴァル アドモニー)のマスタークラスを受講。その他、シュテンツェル ピアノデュオ、クリストフ シシュカ,

アキレス デレ=ヴィーネ各氏のマスタークラス にも 参加。

 

2016年には J.クプファー氏のピアノ連弾作品を世界初演するほか、熊本地震復興チャリティーコンサートをシュヴェッチンゲンで開催。

イタリア3都市でのコンサートツアーは、好評を博す。

2018年はベルリンとワイマールでチェルニーの四手のためのピアノ協奏曲をオーケストラと共演。

同年にファーストアルバム『Pittoresques』を発表。

2019年より、ナチスドイツに迫害され忘れ去られたユダヤ人音楽家の作品発掘にも取り組み演奏活動を展開。

2020年のコロナ禍ではコンサート活動の中止を余儀なくされ独自のYouTubeチャンネルにて演奏動画を上げる。

2021年にドイツ連邦政府とチューリンゲン州からリスト作曲の交響詩の2台ピアノの研究のために奨学金が授与され、

2022年、2023年には再び政府と州からの助成金によって現代曲の初演など数々のプロジェクトを成功させる。

 

レパートリーは古典から現代まで幅広く、現存する作曲家の作品紹介や他の音楽家、合唱団との

コラボレーション“ Duo FourTe+ “ も行っている。

 

国際音楽祭への招聘も多く、これまでバートヘレンアルプ国際ピアノデュオ音楽祭(ドイツ)、 カップフェレ音楽祭(フランス)、

国際ピアノフェスティバル( セルビア )、二ーステターラー国際ピアノ音楽、ライプツィヒサマーピアノフェスティバル、

バイロイトのヤングアーティストフェスティバル等に出演。

 

コンサートマネージメント『Weltklassik am Klavier』所属アーティスト。

ドイツのワイマール在住。


Tomohito Nakaishi

熊本県生まれ福岡県育ち。 2001 年に渡独しワイマールの

リスト音楽院に入学。在学中にフィンランドに1年交換留学し帰独後ピアノ科を卒業し ディプロマを取得。同大学院の歌曲伴奏科とオペラ伴奏科に進み音楽の視野を広げる。

ソリストとして西南学院 オーケストラ、クラクフ管弦楽団と共演。イエナ管弦楽団、アイゼナハ管弦楽団とは ピアノ、

チェレスタ、ハーモニウムで共 演する。以降ポーランド、フィンランド、ドイツ各地でのコンサート活動のほか、

日本帰国時は定期的に演奏活動を行っている。

2012年はクルーズ客船の音楽監督に就任ソロ、リート、

室内楽、オペラの分野でも活動しドイツ各地の劇場で

オペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレエ公演の

世界初演のサポートをしている。

イエナ音楽学校の常勤講師。

Eva-Maria Weinreich

ミュンヘン郊外の街に生まれる。ギムナジウム卒業後、

イギリスに渡り奨学生としてバーミンガム音楽院に2年間

在籍。交換留学生としてワイマールのリスト音楽院で研鑽を積みピアノ科を卒業しディプロマ取得後、リート伴奏科で

国家演奏家資格を取得。

これまでベルリンリートフォーム、マックスレーガー週間で奨学金を得る他、国際フンパーディンクコンクール、

国際ブラームスコンクール、ワイマールリートコンクール

にて入賞、受賞を重ねている。

ソリスト、リートピアニスト、室内楽パートナーとしても

意欲的でドイツ、日本、イギリス、フランス、中国で数々の

コンサートに出演している。

アルンシュタット音楽学校の常勤講師。